アロマアンドライフ シリーズでは
体や心の不調時などに
そっと寄り添ってくれる植物さんのエキスであるアロマ精油を
紹介していきます。
今回は レモン
こんな方におすすめ
- 集中力を高めたい時
- 頭がぼんやりしている時、または混乱している時
- イライラしてつい過食してしまいがちの方
このようなお悩みを抱えている方には
レモンをおすすめします。
感情的に混乱している時や、まわりの意見に振り回されそうな時に有効です。
レモンってどのような精油なのか
その効果や、歴史、心と体にもたらしてくれるものとは?
早速 見ていきましょう。
【レモン】
ベーシック精油8本に加えていただきたいおすすめの精油14に属します。
【ベーシック精油8本に+したいおすすめの精油14】
オレンジ、カルダモン、クラリセージ、サイプレス、シダーウッド、ジュニパー、タイム、ティーツリー、パチュリ、パルマローザ、フランキンセンス、マジョラム、レモン、ローズ
【バランスをとるベーシック精油BEST8】
ビタミンカラーの黄色い果皮から抽出されるレモンの精油は、心の浄化をしてくれます。心配事やイライラした感情で頭の中がいっぱいの時は、なかなか身動きが取れなくなってしまうものです。そんな状態をすっきりと一掃し、状況を明晰に見るサポートをしてくれるのがレモンです。また、他人の感情、特にネガティブな影響から保護してくれて、自分自身への信頼感や安心感を高めてくれるので、猜疑心が強くなってしまった時にも、自分の意思を明確にしてくれます。
どんな香り?
さわやかで酸味のあるフレッシュな香り。
心へのアプローチ
集中力を高めるフレッシュな香りが、頭の中をクリアにします。不安感をやわらげ、興奮を落ち着かせリフレッシュしてくれます。
体へのアプローチ
肝臓、胆のうの強壮作用があり、消化不良、便秘、お腹の張りを改善。血液の循環を促し、血圧を低下。止血作用により、鼻血にも役立ちます。
肌へのアプローチ
古くなった角質を取り去り、肌のくすみを改善。セルライト防止やニキビケアにも有効です。また、髪や爪の強化にもおすすめです。
キーワード
意志、明晰性、清涼、若さ
レモンとは
学名 | Citrus limon |
科名 | ミカン科 |
原産地 | インド |
抽出部分 | 果皮 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
ノート | トップノート |
相性の良い精油 | ジンジャー、ローズマリー |
部位 | 胸 |
季節 | 夏 |
時間 | 朝 |
年齢 | 青年期 |
チャクラ | 第3 |
原料:インド原産の常緑低木。黄色い球形の果実は、虫刺されの際の消毒剤として古くから利用されてきた。
レモンに共鳴するチャクラ 第3チャクラ
第7チャクラ | クラウンチャクラ 頭頂部 |
第6チャクラ | 第3の目のチャクラ 眉間の上 |
第5チャクラ | 喉のチャクラ 首の付け根の中央部 |
第4チャクラ | 心臓のチャクラ 胸部の真ん中 |
第3チャクラ | 太陽神経叢のチャクラ みぞおち |
第2チャクラ | 仙骨のチャクラ 性器とおへその間 |
第1チャクラ | 基底のチャクラ 肛門と生殖器の間 |
第3チャクラ
テーマ 「自尊心」。みぞおちに位置するチャクラです。
アイデンティティを確立し、社会における役割りを探りながら、内在する才能や個性を表現することがテーマ。
自分の存在価値や可能性を見出しながら、自尊心やプライドを育みます。
第3チャクラに共鳴する精油は、第3チャクラに対応する黄色や太陽を思わせる精油が多いです。
また、真の幸せとは、誰かの真似をすることではなく、社会の価値観に従うことでもなく、自分の内側の声に従うことだと学ぶチャクラです。第1チャクラと密接なつながりがあります。
第3チャクラを整えるアロマ
レモン、グレープフルーツ、ライムなど
レモンの歴史
レモンは、十字軍がアラビア半島から持ち帰ったことでヨーロッパに広まったとされています。古代の人々は主に、衣類の香りつけと虫刺されへの消毒剤として用いていたとされています。マラリアを治すのにも役立つとされ、古代エジプト人は食中毒やチフスなどへの解毒剤として利用していました。17世紀後半から「万能薬」として広く知られるようになりました。
レモン 使用例 レシピ紹介
レモンを、どのように使ったらいいのか、
その精油の特徴を活かした使用例、レシピを紹介していきます♪
過食(芳香浴)
レモン…3滴 ジンジャー…1滴
アロマライトに2種類の精油を落として、スイッチを入れ、部屋に香りを拡散させます。食事の前に行うとよいでしょう。
イライラしてつい過食しそうな時は、消化器系の働きを整えながら、興奮をさます効果のある香りでリフレッシュしましょう。
冷え性(入浴)
レモン…2滴 ローズマリー…2滴 天然塩…大さじ1
天然の塩に2種類の精油を加え、バスソルトを作ります。これを38〜40℃のお湯に入れ、かき混ぜてから入ります。発汗を促し、新陳代謝を活発にします。
血液循環を促し、からだを浄化する働きのあるお風呂に入りましょう。
窓の汚れ(ハウスケア)
レモン…3滴 炭酸水…300ml
炭酸水に精油を加えて、よく混ぜ合わせます。これをスプレー容器に入れ、窓ガラスに吹きつけます。しばらくおいてから、乾いた雑巾で磨き、汚れを落としましょう。さわやかな香りが部屋に漂います。
汚れを浮き上がらせて、楽に落とすスプレーを使いましょう。
精油からのメッセージ
あなたは、自分の信念や決断に自信を持つ事ができていますか?
本心では正しい道がわかっていたはずなのに、
どこかで自分を疑ってしまったことはありませんか?
私はそんなあなたに強い意志と、自分を信じる力を授けたいのです。
あなたもきっと、どこかですでにわかっているはず。
恐怖、リスク、デメリット、
そんなことよりももっと強く、それをやりたいと心から願っていて、
その道を選べばきっと人生が楽しくなるはずだと。
頭の中がすっきりクリアになったあなたなら、
もう他人の考えにまどわされることはありません。
自分の意志で決断して前に進めば
すべてが切り開かれていくのですから。
おまけ
レモンは本当に大好きで、今も生活の中でよく使用しています。バスソルトにも、スプレー容器に入れて空間の浄化にも使います。レモンて、すっきりさわやかなだけでなく、喜びや幸福感も運んで来てくれるように思いませんか?私にとってレモンは、心を浄化して、強い意志(本当の自分)へといざなってくれる大切な精油です。
まとめ
柑橘系フルーツの代表レモンは、すっきりとした酸味の強い香りが特徴。
レモンは、気分をリフレッシュさせて気分転換するのには最高の香りです。
感情的な混乱や疑念を一掃して、私たちの心をクールダウンさせてくれます。
そしてそれは自分自身への信頼へとつながっていきます。
最後までお読みいただき
ありがとうございます
あなたの人生がより一層光り輝きますように
「ホヌ」 ちさと作
参考文献:『アロマテラピー辞典』色映みほ、『香りの力で潜在意識を浄化する』齊藤帆乃花、『はじめてのアロマテラピー』佐々木薫